今、母の入院する病院へ赴きスタッフさんと退院後について打ち合わせをしました。

母も同席したのですが・・・

完全に弱っています。

グタ~っとして、とてもダルそうでした。

母は声をふりしぼって『もう今月もたない』と弱音を吐くので、すかさず私は『そういう事は口にするな!』と諭しました。

しかし、母の気持ちも分かります。面会もままならない中、病室で孤軍奮闘はキツいです。

せめて、孫娘たちと会えれば少しは違うのですが
・・・

スタッフとの打ち合わせの前に母と二人で緩和ケア病棟の事について話しました。病院の立地も環境も最高であると伝えると『ああ~良いね』と呟いていました。

退院後『一旦自宅に戻るか?』と問うと母は『もう、いい』と拒否しました。もう自宅のある辺境地は懲り懲りという事のようです。

50年近く人生の大半を過ごした場所は、母にとっては嫌な思いしかなかったようです。

なので退院後は、直ぐに転院先へ移送という形になりました。

ただ、それも転院先が母を受け入れてくれるのか?『緩和ケア病棟』の入院審査は毎週木曜日なので、その結果を待たなくてはなりません!!

最初に手配した地元の一般病棟なら即受け入れ可能なのですが、それでは面会は出来ません!!

本当、このコロナ禍のせいで大迷惑です!!

病院からの必要事項を記入して書類を木曜日までに提出してそうたので、あとは天命を待つのみなのですが、ダメだった時の事も考慮して他の緩和ケア病棟を探してもらう事にしました。

勿論、第一条件は『面会可能』である事!

母の意識が有る内に、皆に可能な限り別れの挨拶が出来るようにしたいのです。

母は談話室を出る際は、歩くのが困難で車椅子を使いました。

別れ際、母に『頑張れ』とだけ声を掛けました。
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